先生と呼ばれる人種はたいてい、「妙な」親として当科受診されます。
まあ、代議士「先生」は私の周りにいないので、一般的に学校の先生なのですが。
学校の先生が親として来た時の面白エピソードは書きたいけど、医療をなすものとしてこれはいけない気がするので、今思い出した、学校の先生のいやーなエピソードを書いてストレス解消をします。

小学校1年生の時。
私は髪が長く、長い髪が好きな子供でした。
でもただざんばらとおろすだけでなく、自分でみつあみなどもでき、ある程度髪が長いことで困ることは何もないはずなのに、
「プールが始まるので、髪を切りなさい。帽子の中にきちんといれることができないでしょ」と先生が命令しました。
でも。私はきちんとみつあみをまとめて、くちゃっと帽子の中にいれ、迷惑をかけることはなかった!と自分では思っています、いまでも。
その当時、その圧力に屈し、髪を切った子が続発。親も「あんたがちゃんと出来てるんだからそれでいい」と応援。私ともうひとりが残っていたのですが、ついに、彼女も断髪。
すると先生が彼女の髪をなでながら言ったのです。
「@@ちゃん、やっぱり髪を切るとらくでいいわよね」と私を見ながら。
7歳の子供にとっては学校の先生はやっぱり、絶対的な存在です。私は家に帰りました。家には母が弟を連れて、幼稚園の妹の迎えにいっていて、私は一人でした。

私ははさみをとると、自分で「ザクッ」と自慢の髪を切りました。うまく切れず、悪戦苦闘しているところに母が帰ってきて、絶句。先生に言われたことを泣きながら訴えると、ここまで追い詰められた私をみて、さすがの母も先生にクレームをつけました。
その半年後、私は似合わない、おかっぱ頭で七五三の写真をうつっています。見るたびにうらみです。

小学校5年生
うちのクラスは「連帯責任」というのが大好きでした。
同じ班の子が給食を食べるまで席をたつな、掃除をサボる子がいれば、全員で罰。
私はそのシステムがとても嫌いで、
「江戸時代の五人組制度のようなものだ、お互い監視し合って」のようなことを書いたところ、どこかの班が悪さをした班員のために、説教受けていた際、しょうもねえなあと思いながらみていた私に、
「お互い監視しあって、良くなるのがいけないかしらね、連帯責任っていけないんでしょうか、**さん!」
などと意見を求められ、罰が悪いったら。

小学校6年生
うちの学校は市対抗の合唱コンクールに出ることとなりました。
隣のクラスの先生は合唱に燃えていて、もえるあまり、こちらが思ったとおりに歌えないと、前任の学校(山手のほうの市内では結構ふるい、柄のいい町)を引き合いに出し、
「A小学校の生徒はこんなミスはしない」と折に触れ言う。
何かとても気分が悪くなった私は日記に
「B先生はすぐにA小学校を引き合いにだしますが、そのようにひとを注意するときに比
較するやり方はおかしい。どのようにどこがおかしいか言うべき。」というようなことを日記に書きました。
その部分にうちの担任が波線をひき、
「そういうつもりで言ったわけではないと思いますよ、もう一度考えて」とかいていたので次の日の日記に
「見ず知らずのよその小学校と比べてそんなにいいならあっちにもどればいいのに」
と書いた。この辺が子供らしいのがけど。
報復はすぐにきた。
練習中、例により、何度も同じ場所を歌わされるのにイラットしてた私は思わぬ攻撃をうける。
「ちゃんとまじめに歌ってない人がいますね・・・**さん(わたしの苗字)」と大勢の前で私の名を出したのだ。
泣きたいくらい恥ずかしい。しかし、私は敢然とそのばか教師を眺めたのみ。
われながらかっこいい子供だった。

今もその日記や写真を見ると先生への怒りがこみ上げる。

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