ドラマの原作本ですが、どうも、「待つ」のが嫌いな私は、原作があると聞けば先に読んでしまう傾向にあります。前回の旅行の友の選考にもれ、本日の当直の友となりました。
10年前に破片も1つも見つからないまま、墜落と思われていた飛行機が10年後に空港にそのままの姿で出現、しかも、乗客乗員は10年分歳をとっていなくて、昔の姿のまま、でも、3日後には再び姿を消す・・・・
というのが原作のほう。ドラマは10日間です。

ドラマより登場人物が多い、そして、主人公などの設定が男女逆だったりして、ドラマとは別物として楽しむことが出来ました。前回放送の男の子のお父さんがホームレスで、引っ張り出してくる所など、ドラマと違って、市の職員ががんばっていたり、どうせ、3日にち限定だし、と罪を重ねる乗客たちに振り回されるコミケにはまっているやる気のない婦人警官が出てくるとか、政治家が出てきたりとか。
主人公はドラマの小林聡美のほうがぐーんと、魅力的だし、設定も分かりやすい。でも、乗客が原作のほうが多い分だけドラマはある。

どっちも面白い。
そして、例により、最後の辺りで号泣。ああ、当直のときに泣き作品読むんじゃなかった、と思ったら、全く夜中呼ばれず、でした。

ISBN:4122046238 文庫 大石 英司 中央公論新社 2005/12 ¥620

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