ひどいイジメを見たことも含め,経験したことがないので,ふーんと読んでいたのですが,いじめられたことがある人やいじめたことのある人にはたまらなく嫌な想い出をかきたてられる1冊かもしれません。
さっと軽く一気に読めます。
次々にそのときの苛めた方の同級生が襲われ,それはすべて,中学時代のイジメの対象だった少年の復讐・・・苛められっ子の復讐らしい,ということで,主人公であるイジメの傍観者である少年や,その仲間が未然に防ぐべく,戦うという話なのですが,イジメられた方はかなり根に持っているのに,主人公達側からすると,その戦いはひと夏の思い出みたいに扱われているので,いかがものかと。
この作家さんの初期の作品のようなので,ちょっとテーマが一貫性にかけるのかしら。
「神様からひと言」→読後感が良い。
「明日の記憶」→映画になり超有名
と読みましたが,この2冊は良かったので,少し,この人の本も読んでみようかと思います。多分この前ドラマでしてた,「僕たちの戦争」,原作はこの人の本でしょうか。読んでみようかな,ドラマ見てないし。
あと,最近,文庫になると,「ラストの衝撃」とか,こっちが読むときに必死になるような軽いオチをいってくれるので,伏線にたまに気づくこともあって,それも楽しめない。
やはり,新刊で買うべきか。
悩みます。
ISBN:4101230315 文庫 荻原 浩 新潮社 2005/10 ¥700
さっと軽く一気に読めます。
次々にそのときの苛めた方の同級生が襲われ,それはすべて,中学時代のイジメの対象だった少年の復讐・・・苛められっ子の復讐らしい,ということで,主人公であるイジメの傍観者である少年や,その仲間が未然に防ぐべく,戦うという話なのですが,イジメられた方はかなり根に持っているのに,主人公達側からすると,その戦いはひと夏の思い出みたいに扱われているので,いかがものかと。
この作家さんの初期の作品のようなので,ちょっとテーマが一貫性にかけるのかしら。
「神様からひと言」→読後感が良い。
「明日の記憶」→映画になり超有名
と読みましたが,この2冊は良かったので,少し,この人の本も読んでみようかと思います。多分この前ドラマでしてた,「僕たちの戦争」,原作はこの人の本でしょうか。読んでみようかな,ドラマ見てないし。
あと,最近,文庫になると,「ラストの衝撃」とか,こっちが読むときに必死になるような軽いオチをいってくれるので,伏線にたまに気づくこともあって,それも楽しめない。
やはり,新刊で買うべきか。
悩みます。
ISBN:4101230315 文庫 荻原 浩 新潮社 2005/10 ¥700
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