慣れてきました。

2007年6月1日外来

職場が変わって2ヶ月。
私の前の職場や素性を知っている人には言いにくいですが，前の病院より日中業務はものすごい量です。

純粋な患者数で5−7倍ほどでしょうか。・・・とはいえ患者さんの病気の質も違うので。
今私がいるような診療所レベルをウロウロしたけど「治らない」人がやってくるので，説明も時間がかかるし，検査も色々。
診療所の先生方は私よりも年配で経験も豊富です。
「後医は名医」という言葉をご存知ですか？病院勤務の若い私のところに来る頃にはちょうど治る頃，というタイミングもあり，
「やっぱり，大きい病院に来ないと駄目ね」
と思われる方も。

なんか，間違ってるなあ，その解釈，と思いながら，「超ベテラン」のうちの父の診療所で治らないという人が病院勤務の私のところに流れてくる，ということも多々ありました。

今は診療所のペーペーなので，最弱医師って感じです。＠＠病院の看板が無いので，私の腕一本，人柄一本というところにプレッシャーを感じます。

また，ずっと通院されていたのに不意に来られなくなったりすると妙に心配になったりして，「逃げてったのかな」と。
でも，それも仕方の無いこと。治ったから来なかったという人もたくさんいますし。

あと，一番変わったのは前は少ない患者数をゆっくりみていたので，かなり顔を覚えていたのですが，ここでは時間は短い次々人は変わる，で覚えるのに時間がかかりそうです。

ただ年をとっただけかも。