18歳の私へ

2007年12月21日 雑記
私は今でも冬になると大学受験の冬休みの辺りの夢を見ます。それくらい忘れられないことのようです。つらくて。意外に国家試験のことは思い出さないのですけど。

母が大掃除していて,
「これ,懐かしいでしょ,見つかったのよ,あげる」
とくれたのが,私の通っていた高校の毎年発刊していた,合格体験記の冊子です。

母校は今は違いますが,当時理系は1クラスしかなかった上に私はその年唯一の医学部だったせいで,投稿依頼が来て,寄稿していたのです。
「こんなこと書いたのか」と懐かしく思う反面,書いた当時のことを思い出し,ちょっと恥ずかしい感じです。
今読んでも,私が学校を全く信用してなかったことが伺える内容で,なんともこどもっぽい。

他の人,特に私立文系の人々は
「学校の授業で充分です」
「学校の授業の予習復習は大事です」

とちゃんと学校の授業に一定の評価を与えているのに対し,私ときたら。

英語は明らかに私立文系をターゲットにしたマニアックな授業をし,理系を目の敵にして,必要のないレベルの質問でいじめる先生がいたせいで,授業に関しては一言も触れず。

数学はうちのクラスの先生は数学オタクで全く役に立たなかったので,これまた触れず。

化学も同じ

生物は私立文系のがり勉ちゃんたちのために,私が下に落とされ,通知表が悪かった逆恨みで,「もっとも嫌いで苦手で選択を後悔」「医学部受験は物理,化学のほうがいい」と無茶を書き。

国語は「予習はほとんどしてない」「センター対策にテクニックで,細かな訳など必要ない」など授業批判,訳とかが鬱陶しいくらい細かに直されたらしい。

小論は「何度も句読点や,言い回しをこちょこちょ添削されて書き直す必要なし,内容重視だ」これも直された恨みらしい・・・

唯一日本史だけがすきだったらしく,授業のことを褒めている。

分かりやすい単純な女だったようです。今でも何考えているのか分かりやすいみたいですけれど,18歳のときの青いつっぱった文章を見て,苦笑を禁じえませんでした。
せめて,先生方ありがとうございます,くらい書けばよかったのにね。

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