帰路

午前中，土産のラストスパート。

空港に行き，免税の手続きをしたのですが，ここでも夫がグチグチいいはじめ，イライラするので，これはもう終わりだと思い，
「パスポートとチケットもって飛行機のりなさい。機内では仕方ないから会うけどそれまでは顔も見たくない」

と夫の分だけ渡して，空港内を時間はたっぷりあるので買い物をしたりぶらぶら15分ほどしていると，私の視界ぎりぎりのところで後を付けている夫が。

「かあこちゃんが迷っちゃいけないから，見てあげてた」
と言うけど，明らかに私のことをつけて，ターミナル移動をしていた模様で，私がおおらかな心で許すことにしました。

手荷物検査場を抜けるとそこはもう喫煙所が無くて，夫は吸いたいのに吸えず，ウロウロするので係りの人に聞けば，というと。

「一人で聞いて怒られたら嫌だ」
と可愛いことをいうのでついていって，聞きやすそうな人に2人で聞きました。丁寧に教えてくれて無事吸いにいけて戻ってきたのです。

そこで思い出したのが，

ケンカは全て，
言語が通じにくく，トラブルが生じたときや，本当にこれで大丈夫かと不安に思うとき，他人に不親切にされた(と語学力がないので感じた部分も多い)におきていました。
私は「聞き取りは出来るけど，恥ずかしくてしゃべれず，でも一人で仕方なかったら話すけど・・・」，夫は「恥ずかしがらず話す人」と私は勝手に思っていましたが，夫は夫なりに私をひっぱって行こうとプレッシャーを彼なりに感じていたわけで，トラブルとかにぶち当たると私に
「なんでこんな目にあうのか，かあこちゃんがちゃんとしないから」
と言う気分になっていたわけかと。

要するに成田離婚の通常女子が男子に感じるような感情を夫が私に抱くわけで，やっぱり，うちは変わっているという結論と，
英語は本当に底上げをはからなければと，いう再認識をした旅でした。

しかし，こんな英語力でよく個人旅行したもんだと，自分達の無謀さにあきれます。