魔王

2008年9月18日 読書
読書の秋です。

寝る前に昨日読みました。寝る前に読む本じゃなかったかもしれない。

小説にやたら出てくる「ファシズム」と言う言葉とか,政治の話で,民衆を扇動する力のある,「政治家犬養」の存在,大部分の人が目の前のことに精一杯で世界全体のことを考えていない様子,そういうことに無関心であることに危機感をしっかり持っている主人公の安藤のこと。
ちょっと前に,「自分が辞める理由を言うことに一生懸命で,国民に謝罪のない総理大臣」がいたし,今,ちょうど,総裁選の時期で政治がちょうどぐちゃくちゃ,「政治家自身が自分のために」頑張っていることとか,小説のなかに似たようなことが書かれていて,考えてしまう小説でした。

人には薦められる本だし,これは単行本のときに買っても良かったかもと思える。

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