過去を乗り越える

2009年12月12日 日常
そんな大したことではないのですが。

中学高校の時に「おじさん」といっても今の私より年下かもしれない。当時30代。通学時間に付きまとわれていました。しかし、触るわけじゃなく、ただただ、じっと電車で立ってたら、真後ろにしゃがみこまれる(が、覗くわけではない)、自転車で駅から帰ってると、自転車で付いてくる(が、非常に私が漕ぐのが早く、追いつかれたことはない)始末。電車では恐怖で動けず、自転車では泣きながら、近所のタクシー会社などに逃げ込んだこともあり、警察にも相談しましたが、近所でも若い奥さん方の下着を盗んだりする、問題のある方なようでしたが、実際は私は「何も」されていないので、警察は何もしれくれませんでした。

事故なく、6年間を過ごしましたが、私は妙な動きをする人に対する警戒心がつよーく残ってしまいました。さっと逃げるとか。おかげで慎重に生きてはいます。
でも最近年をとったせいか、変な人から逃げずに、オーラを感じるほうを観察してしまう。。怖いものがなくなってきたのでしょうか?

先日、本屋に行ったところ、何か心がざわめいて、ささっと目の前を通る初老の男性。男性なのに、編み物関係のところにいたりして、じっと観察したら、本当、ドラマとかマンガとかでベタなシーンみたいに、
「ピーン」と
記憶がつながってしまい、フラッシュバックして呼吸がしんどくなるしまつ。

しかし、
「本屋には夫もきていて」【たぶん、役には立たないけど、性別は男だし。】
「おじさんは、老人になってるような気がする」【何か弱そう】
「私はもうあの頃の小娘ではないので泣くほどのことはない」【おばさんともいう】

で、すぐに治ったから良かった。

オジサンはその時は女子高生にくっついたりはしてなかったけど、もし、そんなことがあったら、あの時電車の中で見て見ぬふりをした多くの大人たちと同じことはしないようにしたいものです。

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