街の灯 (文春文庫)
2010年1月3日 読書 コメント (1)昭和七年、士族出身の上流家庭・花村家にやってきた女性運転手別宮みつ子。令嬢の英子はサッカレーの『虚栄の市』のヒロインにちなみ、彼女をベッキーさんと呼ぶ。新聞に載った変死事件の謎を解く「虚栄の市」、英子の兄を悩ませる暗号の謎「銀座八丁」、映写会上映中の同席者の死を推理する「街の灯」の三篇を収録。
シリーズ3作目、鷺と雪で直木賞をとったということ、このミステリーがおもしろい、に選ばれていたので、シリーズ1-2を文庫を読んでみました、新年最初の本として良かったです。非常に検閲上も問題なく、家族にも勧められます。
ベッキーさんが思慮深い、素敵な女性で、これもドラマ化ならば・・・女優さんが難しいです。
単行本だけれど、3作目の直木賞受賞の鷺と雪を買おうかと思いました。
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