うちにあるのは、この古い「文庫」、出てすぐのときは、赤と緑の印象的な装丁のハードカバーでしたが、その時は買わず、大学生の時に、この「文庫」になってから買いました。
最近書店でみると、文庫でも緑と赤でうっていて、きれいでした。
家のなかでごろごろしながら何度目かの再読。
最初読んだときは、私自身が経験値も低い(というかない)ゆえに、その性描写しか心に残らず、自殺する人がやたら多いという感じ。
現在、
冒頭の37歳のワタナベくんや、レイコさんのほうに年が近くなってきました。
回想に出てくる20歳のワタナベや周りの大学生などが言ってることが、いやにジジむさい、けど、しょせん、この子は二十歳そこそこの子たちだから、そんな事あったら、衝動に駆られて、そういうこともしちゃうかもね…とか、感じることも多くなりました。
さっらとした読書をしたあとは、こういうフワフワした解釈がいろいろできそうなものも面白く読めます。
最近書店でみると、文庫でも緑と赤でうっていて、きれいでした。
家のなかでごろごろしながら何度目かの再読。
最初読んだときは、私自身が経験値も低い(というかない)ゆえに、その性描写しか心に残らず、自殺する人がやたら多いという感じ。
現在、
冒頭の37歳のワタナベくんや、レイコさんのほうに年が近くなってきました。
回想に出てくる20歳のワタナベや周りの大学生などが言ってることが、いやにジジむさい、けど、しょせん、この子は二十歳そこそこの子たちだから、そんな事あったら、衝動に駆られて、そういうこともしちゃうかもね…とか、感じることも多くなりました。
さっらとした読書をしたあとは、こういうフワフワした解釈がいろいろできそうなものも面白く読めます。
コメント
私も読みなおしてみようかな。
中学生の時、クラスメイトの男子が先に読んで、「お前にはまだ早い」的な態度をとってました。その後思春期真っ只中に私も読んで、やっぱり性描写ばっかり印象に残ったような…。
最近はよく図書館で本を借りてます。心を込めずに読み散らすので、今週は借りたことのある本を2冊も借りちゃったし、先週は上下のつもりで上巻を2冊借りちゃった(ちなみに宮本輝の『森の中の海』 しょうもないない内容ですが、一応気になるので続きを予約します)。
正直、今、読んでも性描写は目に留まるんですが、回想にひたり、まだ幸せそうでないワタナベ37歳と年が近いことや、20そこそこのワタナベに「オバサンぶる」レイコさんとかに年が近くて衝撃なのですよ、読み返すと。
映画化もされるみたいですし、ぜひ、その前の一読を・・・(といっても私はたぶん映画は見ないような予感がします)