シューマンの指 (100周年書き下ろし)
2011年5月9日 読書
内容紹介
シューマンの音楽は、甘美で、鮮烈で、豊かで、そして、血なまぐさい――。
シューマンに憑かれた天才美少年ピアニスト、永嶺修人。彼に焦がれる音大受験生の「わたし」。卒業式の夜、彼らが通う高校で女子生徒が殺害された。現場に居合わせた修人はその後、ピアニストとして致命的な怪我を指に負い、事件は未解決のまま30余年の年月が流れる。そんなある日「わたし」の元に、修人が外国でシューマンを弾いていたという「ありえない」噂が伝わる。修人の指にいったいなにが起きたのか――。
前半はシューマンのことを中心に音楽のウンチクが書いているので、女子生徒殺害の事件のところまで結構ざっと読んで読み飛ばしてしまいましたが、大勢に影響なかったと思う。女子生徒殺害の犯人が誰か、「永嶺くん」の指に「わたし」の目の前で起きた出来事、と記述は進み、そして。
ラスト数ページの衝撃という本が多いなあと思います。
→大ネタばれ
「わたし」という一人称が病んでいる?ひとで、永嶺くんがそもそも実在する人物ではないということが、ラストに「わたし」の妹が書いた手紙形式の告白でわかるっていうの、夢落ちではないの???
←終わり
シューマンの音楽は、甘美で、鮮烈で、豊かで、そして、血なまぐさい――。
シューマンに憑かれた天才美少年ピアニスト、永嶺修人。彼に焦がれる音大受験生の「わたし」。卒業式の夜、彼らが通う高校で女子生徒が殺害された。現場に居合わせた修人はその後、ピアニストとして致命的な怪我を指に負い、事件は未解決のまま30余年の年月が流れる。そんなある日「わたし」の元に、修人が外国でシューマンを弾いていたという「ありえない」噂が伝わる。修人の指にいったいなにが起きたのか――。
前半はシューマンのことを中心に音楽のウンチクが書いているので、女子生徒殺害の事件のところまで結構ざっと読んで読み飛ばしてしまいましたが、大勢に影響なかったと思う。女子生徒殺害の犯人が誰か、「永嶺くん」の指に「わたし」の目の前で起きた出来事、と記述は進み、そして。
ラスト数ページの衝撃という本が多いなあと思います。
→大ネタばれ
「わたし」という一人称が病んでいる?ひとで、永嶺くんがそもそも実在する人物ではないということが、ラストに「わたし」の妹が書いた手紙形式の告白でわかるっていうの、夢落ちではないの???
←終わり
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