育児と仕事を両立するために捜査一課から刑事総務課に異動させてもらったシングルファザーの大友鉄は、能力を惜しまれ、上司の命令で特捜本部に加えられる。かつての上司の要請で、銀行員の息子(6歳)の誘拐事件特別に捜査本部に加わった大友は、警戒心を抱かせないその特性で家族の緊張を解きほぐしていく。ところが、犯人が身代金の受け渡し場所として指定してきたのは後楽公園。同日、すぐ傍の東京ドームでは、人気アイドルグループのコンサートが行われ、身代金を手に入れた犯人は5万人の客の中に紛れ込み、まんまと逃げおおせる。子どもは無事に返されるが、事件のショックで言葉を失ってしまっていた。

古本市で購入した作品だったのですが、しばらく読めていなかったので。
話の結末とか犯人は初めから何となくわかるのですが、主人公の大友の人物像がしっかり描かれていて、読み物としては楽しめました。結局、警察小説が好きなんだろうなあって思い出しました、調べたらシリーズものなので早速、飽きるまで続けて読んでみようと思います。

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